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最終更新日  2012/4/14

 
市民除染活動のノウハウ

 

このページの主な内容

(1)除染のための資材・装備
(2)除染の技術
(3)健康・衛生管理
(4)グループで作業をするときの留意点
(5)その他(資金・組織など)
(6)除染マニュアル・参考文献
(7)除染関連法令

各論(別ページ)
 【1】 高圧洗浄機を上手く使うために
 【2】 高圧洗浄の効果測定(準備中)
 

 

除染活動のノウハウ、注意点、関連法令などをまとめています。資材・ノウハウについては、市民除染活動(少資金、少人数)を前提にしていますので、あまり理想論に走ることなく、なるべく低コストで現実的なものをあげておきます。(管理人の主観ですが、は絶対的に必要なもの、は事情が許すかぎり実現したいもの、はできなくても構わないがここまでやれば完璧というもの)

除染方法については、相互に相容れない方法であってもそれなりに合理的と思われるものはできるだけ紹介します。除染効果の優劣だけでなく、環境への配慮や価値観などもからむので、どちらが正しいと言い切れないことが多いです。(6)除染マニュアル・参考文献にできるだけその根拠となる資料を掲示していますので、必要な場合は参照して下さい。

情報については十分に検証できていない場合がありますのでご了承下さい。

 

 


(1)除染のための資材・装備

除染用の資材や装備、洗剤などの消耗品などについて取り上げます。
 

◇ 資材
(屋内用)

水拭き用の道具(バケツ・ぞうきん )、ほうき・ちりとり
 普通の掃除用の道具です。

洗剤
 洗剤は中性洗剤が望ましいが普通の住居用洗剤(弱アルカリ性)でもいいです。重曹+グリセリン+水(場合によって+塩)を推奨する方もあります。詳細は調査中です。
ブラシ
 窓の桟などを掃除するためです。歯ブラシでも代用可能です。
 屋内は特別な資材は不要。水拭きだけでもいいから繰り返し掃除をすることが大切です。放射性物質がたまりやすいところ(入口、窓近辺、ほこりがたまっているところ)を重点的に。

◇ 資材
(舗装面用)

水洗い用の道具(ゴムホース)
 手元で水の出/止を切り替えられるシャワーノズルがついていると便利です。

ブラシ
 
デッキブラシやハンドブラシなどです。 デッキブラシは微妙な凸凹がある面では凹んだところに届かないことがありますし、案外力が入りにくい道具です。凸凹面や角度的に力が入りにくいところを洗うときは、ハンドブラシの方が使いやすい場合があります。

洗剤
 台所用洗剤、風呂用洗剤(界面活性剤の比率が高いもの)を推奨する方と重曹+グリセリン+水(場合によって+塩)を推奨する方があります。詳細は調査中です。
 (注意:いつでも洗剤が有効なわけではありません。コンクリート面は界面活性剤を使うと逆効果の場合もあると言われています。この点についても調査中です)

スクレーパー
 コンクリート面に生えたコケをはぎ取るための道具です。お好み焼きのヘラか使わなくなった包丁などでも代用できます。
高圧洗浄機
 水を高圧噴射してコンクリートやアスファルトなど舗装面の洗浄をします。高圧洗浄機の使い方については「各論【1】高圧洗浄機を上手く使うために」を参考にしてください。
 
◇ 資材
(屋外木部用)

ハンドブラシ(固いブラシ)
 屋外のウッドデッキやベンチなどの洗浄用です。コンクリート面でも使えます。
  使い方は(2)除染の技術をご参照ください。

◇ 資材
(露地用)

スコップ、草取り用具(手鎌、草抜きなど)

熊手(レーキまたは松葉掻き)
 熊手は落ち葉や刈り取った草を集めるときに重宝します。

◇ 装備・消耗品その他

服装
  帽子、マスク、手袋、長袖、長ズボン、長靴、できれば作業メガネも。
 
暑いときは上半身は半袖でもいいと思いますが、作業後なるべく早くシャワーで身体を洗いましょう。 作業メガネは高圧洗浄機を使うときやシャベルで土を掘るときに、水や土が眼に入らないようにするためです。
土嚢袋
 除去土壌を入れるためのもの。

ゴミ袋
 草やゴミを入れるためのもの。それとは別に衣類を入れるためのものが必要です。

土嚢袋(ゴミ袋)を保持するための大きめのポリバケツ
 土嚢袋(ゴミ袋)に除去土壌(落ち葉や草)を入れるとき、他の人が袋の口を開けていないと入れにくいものです。大きめのボリバケツなどを用意しておいて袋を広げておけば、一人でも楽に入れることができます。
活性炭またはゼオライトなどの吸着剤
 除染時に汚染水(放射性物質を含んだ水)が発生する場合に汚染水の放射性物質を吸着させるためのものです。
タオルと石けん
 作業中や作業後必要に応じてすぐに手や顔を洗えるようにしておきましょう。
古新聞
 濡れたゴミを包んだりするときなどに重宝します。

ビニールシート
 作業中に荷物や道具を置いておく場所を作るためです。

線量計
 精確な線量計測は必要ありません。どこが比較的高いか、除染後どの程度線量が下がったかわかれば十分です。
雨具
 雨具をすすめるのは、水を使う作業のときに中まで濡れないようにするためですが、雨具のようなナイロン繊維の方が、放射性物質を吸着しにくく、付着した場合でも水洗いで落ちやすいからです。上下セパレートタイプの方が作業しやすいでしょう。値段は張りますが、ゴアテックス素材の雨具だと蒸れないので理想的です。
作業後に長靴などを洗浄する用具(ブラシ、泥落としマット)
 ブラシは屋外木部用の固いブラシで兼用できます。
メガネの曇り止めスプレー
 メガネやゴーグルの曇り止めです。寒いときは必須ですが、梅雨時など湿気の多いときでも除染作業をしているとゴーグルは曇りやすいものです。なお、ゴーグルが曇るのはマスクにも原因があります。取り替え式の防じんマスクを使うと曇るのを防ぐことができます。(マスクが鼻梁に密着するので呼気が上にいかない)
飲料
 特に夏期は熱中症予防のために必要です。
冷却剤
 夏期にグループで長時間作業するときなどは、熱中症予防のためにアイスノンか氷水を用意しておけば安心です。アイスボックスがあれば飲み物も冷やしておけます。

◇ 忘れてはいけないもの

連帯感
 

 

 


(2)除染の技術

除染を効果的に行うためのノウハウです。除染活動の体験から得たものを中心に記載しています。
 

◇ 放射性物質はどんなところにたまりやすいか

● 雨が多く集まるところ
 雨樋、雨樋の排出口、雨樋のない屋根の軒下=雨が落ちるところ、雨水の枡、側溝、大きな樹の下など。雨水浸透設備がある場合は、浸透ます、浸透トレンチの周囲の土(地中の土)も高線量となっている可能性があります。

● 雨が流れにくいところ
 水たまり、傾斜のない地面、傾斜のない舗装面、窪地など。草やコケの生えているところ。
● 表面がザラザラしているところ、多孔質の面
  コンクリート、アスファルト、レンガなど、植物、土、砂。表面積が多いところ(木や草むら)。

● 吹きだまりになりやすいところ
  窓の桟、溝、壁と地面の角、外壁の凹んでいるところ。

◇ 見えないものを見つける方法

● コンクリートが黒ずんでいるところは、水やホコリがたまりやすく、カビになっているところです。こういうところに放射性粒子もたまっています。

● 木の葉や砂がたまっているところは、吹きだまりになりやすいところです。木の葉や砂自体にも放射性粒子が吸着しています。

◇ 除染方法

● 室内(床・壁)  水拭き
 よく絞った雑巾で通常の掃除と同じように水拭きします。拭いた後の雑巾は、バケツの中でつけ洗いするのではなく、流水の中で洗うようにしましょう。つけ洗いすると、放射性物質が残ったままになるからです。バケツの中で洗うときは、水を毎回代えるようにしましょう。
  洗剤の効果についてはいろいろな意見がありますが、あまり神経質にならず、「汚れを除けば放射性物質もとれる」と考えていいと思います。 重曹+グリセリン+水(場合によって+塩)を推奨する方もあります。重曹には研磨作用があるので、床などにこびりついた汚れが落ちやすいのだと考えます。
  研磨作用がある代表的なものはクレンザーですが、塗装面が傷ついてしまいます。変わったところでは練りハミガキや灰(例えば蚊取り線香の灰)にも研磨作用があります。

● 室内(カーペット・カーテン)  洗濯(できれば中性洗剤を使う)
● 室内(窓の桟など入り組んでいるところ)  ブラシを使いながら水洗いする

● 舗装面(コンクリート、アスファルト、タイル、レンガ)
 水洗い(洗剤の効果については調査中です)。高圧洗浄機の使い方については「各論【1】高圧洗浄機を上手く使うために」を参考にしてください。

 田中俊一氏(伊達市除染アドバイザー)は舗装表面を特殊な機械で削り取る方法を採用していますが、一般の住宅や個人でできる方法ではありません。
 また、山田國廣氏(京都精華大学教授)はでんぷん糊などを表面に塗布し、乾燥後はぎ取るという方法を提唱していますが、これも簡単ではありません。

 なお、高圧洗浄機の使用については賛否両論あります。反対論は、除染の効果を否定しているわけではなく、高圧洗浄機で放射性物質を除去したように見えても、結局別の場所に移している(新たな拡散を作り出している)にすぎないというものです。この点は、除染をする立場や価値観と関わってきますので、別の機会に比較表を作りたいと思います。

● 屋外の木部(ウッドデッキ、ベンチなど)
 ウッドデッキなどの木部の線量が高いときは、固いブラシでよくこすって、木部にしみ込んだコケなどをかきだしてやります。

● 露地(裸土)
 表土を数センチ削り取るのが効果的ですが、表土(残土)の処理方法についてはまだ名案がありません。
 山田國廣氏は表土をのりで固めて、後ではぎ取るという方法を提案しています。
● 露地(芝生などのグラウンドカバーがある場合、草などが生えている場合)
 できれば根っこを含めて刈り取りましょう。
● 露地(砂利を敷いてある場合)
 砂利を集めて水洗いします(洗剤の効果については調査中です)
● 植物(樹木)
 ( 調査中です)
● 植物(雑草など)
 根っこごと抜きます。
 雨で地面が水を吸っていると抜きやすいし、土埃もたちません。手の力だけで抜こうとせず、茎葉を手で引っ張っておいて、根っこを鎌で引っ掛けるようにすると楽に抜けます。
 雑草は抜いてもまたすぐに生えてきますが、それでいいのです。地中の放射性物質を吸い上げてくれていると考えましょう。
● 植物(園芸用植物)
 上記と同じです。大事にしている花や木はなかなか処分する気になれないかもしれませんが、放射性物質に区別はありません。

◇ 除染後の処理

● 除染した後の汚れ水 
 下水に流しましょう。活性炭やゼオライトなどの吸着剤を袋に入れて、汚れ水の流れるところや溜まるところに置くと、下水に排出される放射性物質を減らすことができます。

● 除染に使ったぞうきんやブラシ 
 汚染度が高いところの除染に使用したものはできれば処分したいものですが、汚染度がそんなに高くなければ、除染用具だけを他のものと分けて洗濯、保管をし、繰り返し使うのでもいいと思います。

 コストの問題もあるのですが、週に一回程度の拭き掃除を、「除染」といった特別な大仕事と考えず、歯みがきや入浴のように当たり前の生活習慣とすることが大事だと思います。

● 草やゴミ 
 普通のゴミとして、ゴミの区分にしたがって出しましょう。

 いつか東京電力が集めにくるだろうなんて信じない方がいいです。「ただちに健康に影響はない」というのと同じぐらい悪い冗談です。第一、草をビニール袋に入れて地中に埋めたりなんかしたら、腐ってドロドロに(堆肥に)なってしまいます。

● 削り取った表土 
 まだいい答えが見つかりません。方法としては、土嚢に入れてまとめておく、穴を掘って下の土と入れ替える、少しずつ側溝に流す、などがあります。
  スペースがあれば、土嚢にいれて積んでおき、ブルーシートなどをかけた上で人(特に子ども)が近寄らないような処置をしておくのがいいと思います。穴を掘ってその中に埋めると、一回はいいのですが、繰り返し行うことができなくなります。

 理論的な正解は、「東京電力(本店でも、営業所でも、発電所でも)に持っていく」ことだと思いますが、相当の勇気が必要です。最悪の場合、警察ザタになる、つまり逮捕される覚悟が必要です。

● 除染作業をした人・衣類  次項を参照
 

 

 


(3)健康・衛生管理

除染作業をする際の健康.衛生管理に関する注意点です。 作業中の被曝を
避けるための 注意点、健康管理、作業後の洗浄などについて取り上げます。
 

◇ 被曝防止
(作業中の無駄な被曝を防ぐ)

服装および雨具
 除染のための資材・装備の項を参照して下さい。

◇ 二次被曝防止
(家や車に放射能を持ち込まない)

装備の洗滌
 長靴や道具類は作業後その場でよく水洗いし、ビニール袋に入れて持ち帰ります。付着した土(つまり 放射性物質)を車や家に持ち込まないようにしましょう。

衣類の洗濯
 服はなるべく早く全部着替えて、袋にまとめ、他の衣類とは別に洗濯します。
身体の洗浄
 作業後はなるべく早く全身にシャワーを浴びる習慣をつけましょう。

◇ 健康管理  

熱中症対策
 暑いときは作業を短時間に終わらせるようにしましょう。 飲み物を用意しておき、1時間に1回は必ず休憩をとりましょう。
 各自で飲み物を用意して来ても、 休憩所が離れていたりすると、飲み物を取りにいきにくいものです。作業中でも適宜飲み物を取れるような工夫(給水機と紙コップを置いておくなど)が必要です。

虫除け対策
 屋外、特に庭や草むらで作業をするときは必ず虫除けスプレーか蚊取り線香を用意しておきます。かゆみ止めもあれば安心です。

◇ その他  

トイレの確保
 除染作業をする人がいつでも使えるトイレを確保しておきましょう。グループで個人宅の除染をする場合は、その家のトイレが使えることを確認しておきましょう。
 周囲に使えるトイレがない場合は、適宜トイレ休憩を取って、トイレのあるところまで車で送迎する、暑いときでなければ飲み物を控えめにする、これらが無理であれば女性は遠慮してもらう(男性はどうするかについて詳しくは書けません)、などの工夫が必要です。

 

 

 


(4)グループで作業をするときの留意点

ボランティアグループなどで作業するときはいくつか留意すべきことがあります。
特に指揮系統の確認、事前計測、除染計画作り、時間管理について取り上げます。

 

◇ 指揮系統

作業リーダーの選任
 グループで作業をするときは必ずリーダーを決めておきましょう。気心が知れ合った人ばかりのときは必ずしも必要ではありませんが(ワイワイ、ガヤガヤとやるのもまたよし)、あまり気心の知れていない人や初参加の人がいるときは、作業の責任者をはっきりさせておく必要があります。いろいろな人がバラバラに指示を出したりすると、不満が出てきます。
 なお、誰を作業リーダーに選ぶかですが、必ずしもそのグループ・団体の対外的な代表者である必要はありません。この種の恊働作業に向いた人を選ぶことが大切です。

タイムキーパーの選任
 副リーダー格のうちの一人にタイムキーパーになってもらうといいでしょう。そうすると、リーダーは作業全体の進行や、スタッフ同士の恊働がうまくいっているかどうかに集中することができます。タイムキーパーの具体的仕事は◇時間管理◇の欄に書いています。

◇ 計画・準備

下見と除染計画
 リーダーチーム(作業リーダーと副リーダー数人)で必ず事前に除染対象場所を下見して線量を計測しましょう。簡単な地図(線量マップ)を作り、どのあたりでどんな作業(除染作業、運搬、処理)をすればいいか話し合っておきましょう。
 線量計測は当日ではなく事前に行いましょう。マイクロホットスポットを見逃さないように、できるだけ多くの場所を計測して、除染する場所を決めておきましょう。

除染計画表
 計画表を準備しておきましょう。一つは時間割で、作業時間全体を30分ずつぐらいに区切って、大まかに作業内容を割り付けておきます。もう一つは記録表です。除染作業をする場所ごとに除染前線量、除染内容、除染後線量を記入できるようにしておきます。(サンプルは近日中に作ります)

◇ 作業当日の手順

開始前ミーティング
 作業開始前に全員で簡単なミーティングをしましょう。その日の作業の内容だけでなく、大まかな時間配分も説明しておくといいでしょう。見取り図を全員に見せながら説明できると理想的です。

終了時ミーティング
 作業終了時には、5分か10分でいいですから、全員で反省会をしましょう。改めて別の機会に反省会をすることも重要ですが、作業当日の反省会(ミーティング)を欠かすことはできません。できれば参加者全員にコメントしてもらうようにすると、その後のモチベーションが違ってきます。

◇ 時間管理

タイムキーパーの役割
 タイムキーパーとなった人は、時間割と実際の作業の進行具合を見比べながら、あまり作業が遅れているようだったらリーダーにそのことを伝えましょう。

休憩をとること
 タイムキーパーは休憩の予定時間(できれば1時間ごと)が近づいたら、必ずリーダーに知らせましょう。リーダーは、仮に作業の進行が遅れ気味でも必ず区切りを入れるようにしましょう。
作業を延長する場合
 作業終了時刻がきたら、仮に 予定していた作業が終わっていなくても、終了するようにしましょう。終了時刻をリーダーに知らせるのもタイムキーパーの仕事です。
あと少しで終わるという場合でも、一度全員を集めて状況を説明しましょう。延長しても構わないという人だけで作業を続け、帰りたい人はその時点で帰れるようにする配慮が必要です。
◇ その他
名札
 全員がお互いに名前を知っている場合は不要ですが、そうでない場合はガムテープ(布テープ)を10センチぐらいに切って使い捨ての名札を作りましょう。ときどき、ミーティングで全員が自己紹介したりすることがありますが、名前は一度に覚えられるものではありませんし、時間のムダです。
 

 

 

 


(5)その他(資金・組織など)

除染活動を団体として行う場合の問題(資金面、拠点・組織づくりの問題)やボランティアと
恊働する場合の問題(よびかけ、組織、つながり)、その他について取り上げます。(準備中)
 

◇ 資金

(準備中)

◇ 組織・ボランティア

(準備中)

 

 

 


(6)除染マニュアル・参考文献

自治体、団体などによる除染マニュアルや実験報告などを紹介します。
 

◇ 除染マニュアル

個人住宅を対象とするホットスポット発見/除染マニュアル (日本放射線安全管理学会 2011/7/15)
   http://www.jrsm.jp/shinsai/0728soil.pdf

東京工業大学の実吉敬二さん、徳島大学の佐瀬卓也さんたちによってまとめられた除染マニュアルです。

生活空間における 放射線量低減化対策に係る手引き(福島県災害対策本部 2011/7/15)
   http://www.pref.fukushima.jp/j/tebiki0715.pdf  

福島県内での住民(町内会など)による除染活動のためのマニュアルです。福島県外の市民除染活動にも参考になります。

除染業務に係る技術指針(福島県生活環境部 2012/1/31)
   http://wwwcms.pref.fukushima.jp/download/1/josen_0203_gijutsusisin.pdf 

自治体からの除染業務委託を受ける除染業者向けに作られたマニュアルのようです。

放射性物質除染マニュアル(南相馬市災害対策本部 2011/7)
  http://www.city.minamisoma.lg.jp/mpsdata/web/5038/josen-manyuaru.pdf

除染活動の手順(汚染マップ作成-計画-除染-記録)をわかりやすく説明しています。コンパクトですが市民団体向きの非常に実用的なマニュアルとなっています。

福島における放射能除染のあり方について(田中俊一 2011/7/25)
  http://www.fukushima.coop/report_josen/pdf/kouenkai.pdf

田中俊一氏は伊達市の除染アドバイザーです。この資料はコープふくしまの除染活動報告の中にあります。

放射能除染マニュアル(第2版)(山田國廣【放射能除染・回復プロジェクト】2011/8/1)
  http://www.kino-eco.or.jp/image/josen_manual1.pdf
  http://www.kino-eco.or.jp/image/josen_manual2.pdf

山田國廣京都精華大学教授のグループは、5月から福島県内で除染実験を繰り返してきました。このマニュアルはNPO法人木野環境のHPの中にあります。

屋内外の除染清掃作業【まとめ】(滝田英明【ふくしま除染委員会】 )
  http://ameblo.jp/utsukushima-mission/entry-10883466205.html

日々の除染体験で得られたノウハウがまとめられていて、個人やグループで除染をする場合に非常に参考になります。

◇ ボランティアへの注意書き

除染ボランティアに参加される皆さまへ(除染情報プラザ 2012/3/23 )
  http://www.env.go.jp/jishin/josen-plaza/pdf/borantea_0323.pdf

出発前の準備、作業前の確認、作業中の注意、作業後の後片付け、の4段階での注意事項が挙げてあります。写真付きで分かりやすいリーフレットです。一般の市民除染グループでも活用されるといいと思います。

 

 


(7)除染関連法令

除染関連法令および政府が作成した除染基本方針、ガイドラインなどです。  
 

◇ 除染関連法令および政府によるガイドライン/マニュアル

放射性物質汚染対処特措法(2011/8/30公布。一部は2012/1/1施行。正式な法律の名称は平成二十三年三月十一日に発生した東北地方太平洋沖地震に伴う原子力発電所の事故により放出された放射性物質による環境の汚染への対処に関する特別措置法です)
  http://law.e-gov.go.jp/htmldata/H23/H23HO110.html

略名すら長くてわかりにくいので、管理人(大田)は勝手に「除染措置法」または「除染法」と呼んでいます。

放射性物質汚染対処特措法施行令
  http://www.env.go.jp/jishin/rmp/attach/go23_394.pdf

除染措置法の規定の細部について定めた政令です。

放射性物質汚染対処特措法施行規則(2011/12/14)
  http://www.env.go.jp/press/file_view.php?serial=18815&hou_id=14583

除染措置法の規定について、具体的な方法、対象施設、対象地域などの要件、基準、放射線量などを定めた省令です。

放射性物質汚染対処特措法 基本方針(環境省 2011/11/11)
  http://www.env.go.jp/jishin/rmp/attach/law_h23-110_basicpolicy.pdf

除染措置法第7条に基づいて環境大臣が作成した基本方針です。

除染関係ガイドライン(環境省 2011/12)
 ★ はじめに
  http://www.env.go.jp/jishin/rmp/attach/josen-gl00_ver1.pdf
 ★ 第1編 汚染状況重点調査地域内における環境の汚染の状況の調査測定方法のガイドライン)
  http://www.env.go.jp/jishin/rmp/attach/josen-gl01_ver1.pdf
 ★ 第2編 除染等の措置に係るガイドライン
  http://www.env.go.jp/jishin/rmp/attach/josen-gl02_ver1.pdf
 ★ 第3編 除去土壌の収集・運搬に係るガイドライン
  http://www.env.go.jp/jishin/rmp/attach/josen-gl03_ver1.pdf
 ★ 第4編 除去土壌の保管に係るガイドライン
  http://www.env.go.jp/jishin/rmp/attach/josen-gl04_ver1.pdf

除染措置法に基づく「汚染状況重点調査地域」に指定された市町村が行うべき調査測定、除染、除去土壌の収集・運搬・保管に関するガイドラインです。

放射線測定に関するガイドライン(文部科学省、日本原子力研究開発機構 2011/10/21)
  放射線測定に関するガイドライン

ガイドライン本文の他、「参考資料 サーベイメータの取扱方法」が載っています。

除染等業務に従事する労働者の放射線障害防止のための省令の公布及びガイドライン制定(厚生労働省プレスリリース 2011/12/22)
  http://www.mhlw.go.jp/stf/houdou/2r9852000001yy2z.html

こちら(↑)のURLから上記の省令(除染電離則)、ガイドラインのほか、除染等業務に係る講習会で使用される特別教育テキストその他の告示、資料にアクセスできます。

これより下は放射性物質汚染対処特措法(除染措置法)が施行される
までの間、基本方針、ガイドラインとされていたものです。基本的に
上掲の除染措置法、基本方針、ガイドラインに引き継がれています。

除染に関する緊急実施基本方針(原子力災害対策本部 2011/8/26)
  http://www.meti.go.jp/press/2011/08/20110826001/20110826001-3.pdf

除染措置法が施行されるまでの間、これが政府の除染基本方針でした。現在は上述の放射性物質汚染対処特措法基本方針に引き継がれています。

市町村による除染実施ガイドライン(原子力災害対策本部 2011/8/26)
  http://www.meti.go.jp/press/2011/08/20110826001/20110826001-6.pdf

上記の除染緊急基本方針に基づくガイドラインです。現在は環境省の除染関係ガイドラインに引き継がれています。

除染技術カタログ(内閣府原子力被災者生活支援チーム 2011/11/22)
  http://www.meti.go.jp/earthquake/nuclear/pdf/20111122nisa.pdf

上記の除染緊急基本方針にもとづいて内閣府が除染技術情報をまとめたものです。これも現在は環境省の除染関係ガイドラインに引き継がれています。

除染作業に置ける労働者の放射線障害防止措置について(厚生労働省による通知 2011/9/9)
  http://www.mhlw.go.jp/stf/houdou/2r9852000001pl4b-att/2r9852000001pl5z.pdf

上記除染緊急基本方針とガイドラインに基づいて厚労省が都道府県の労働基準監督局長宛てに出した通知です。

 

 

 

サイト管理人

大田 廣

TEL/FAX 03-3449-8879


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